数年前からこのお題のポスターを見かけるようになった気がします。。
昔からコレではなかったと思うんですが、というのもこのポスターを見た時に正直ドン引きしてしまった記憶があったんですよね・・強烈じゃないですか？
圧が凄い。これほどの圧力を感じるポスターは見たことがないほど。
（あ、「怒涛の合格」のあれもなかなかですねｗ）
でも、何年か貼り出されているので、もう慣れちゃいました・・
コロナの感染者数が毎日のようにテレビなどで発表されていたので、ついつい思ってしまったんですが、ここ最近、例年この時期に大手中学受験の進学塾（大体サピ・四谷・早稲アカ）の合格者数を比較する記事をよく見かけますよね。（対象：中受保護者の方もしくはその予定の方）
各学校の合格者数と各塾の合格者数から、占有率まで出しているところもあります。
常々、コロナの感染者数だけを発表して増えた、減ったで視聴者をあおるような気がしてならないのでもっと他の数字を出した方が良いのではないかと思います。
例えば、検査数と陽性率は感染者数とセットでお知らせしてくれた方が、個人的には有難いです。
それと同様に、今回我が子が受験したから初めてそう思ったのかもしれませんが、ただ合格者数を発表するだけで、本当にその塾の実績や実力が分かるのか、疑問に思いました。
今年の受験生は去年コロナの影響で学校も塾もまともに通えない期間が2か月ほどありました。さらに、今まで通りの模試や特訓が受けられない状態で本番に臨むこととなりました。
校舎でテストが出来なかった分、家でマンスリーもやっていました。
この異例の事態による影響は、志望校を決めることに大きく関係します。
サピの場合は、合格力判定模試が4回あり、それぞれの回の結果から分析された資料が各家庭に都度配布されますが、その資料を見ていると、御三家の中で特に開成を目指す生徒が100人も減っていたことがありました。
我が子の通う校舎でも、2度見するほど開成コースが少なかった記憶があります。
つまり、もともとの志望者数が少なかったため、出口（合格者数）も減少するのは当たり前ですよね。
だからこそ、感染者数と検査人数を併せて教えてほしいのと同じく、各進学塾の出願者数と合格者数を併せて教えてほしいと思いました。
合格率ともいうのでしょうか、それが出ればより塾のレベルが分かりやすいのではないでしょうか。
（もっと細かく言うと校舎別でも出せるんじゃ・・）
合格率も無しに、今年のどこどこの塾は大健闘した、だとかという記事を見てもあまり響かないというか、ピンとこない人間がここにいます。
と、こんなくどくど書いている私は最初から御三家志望ではなかったんですが。。
