不退転の意思をもつ未熟者の記録

2021年に逆転サヨナラ合格の中学受験をした子を持つ親の記録です

過去問分析の迷宮(2)~入試分析会に参加~

このブログの今後ですが、一通り終わった後は新しい記事を出さず、そのまま置いておく予定です。
本ブログ自体は虎の巻カテゴリの記事で終わりますが、いずれまたどこかで・・


迷宮の入口
そもそも自分自身が受験していた時は、せいぜい赤本を買うくらいで分析も戦略建ても何もやってこなかったのであります。

それがなぜ過去問分析をしようと思ったのか、それは、Sのマイページで毎年2,3月ごろに開催されている入試分析会の案内がきっかけです。
我が子が低学年のうちはまだ先の話だと思い参加しておらず、4年に上がる頃にようやく参加。

すると、大きなホールにもかかわらず参加者(保護者)で埋め尽くされており、異常な熱気を感じざるを得ませんでした。。この時初めて入試分析はこんなに注目されているものなのかと気付かされ、帰宅後に何気なく家に置いたままになっていたSからの冊子「学校別・教科別 出題傾向リサーチ」を開きました。

これが、迷宮の入口になっていたとは思いもよらず・・

(まさかと思って調べてみたところ、この出題傾向リサーチという本、毎年春ごろに無料で配布されていますが、ネットオークションサイトでものすごい数が売られているんですね・・)


・入試分析会で手掛かりを探る
案内には、入試の現況や出題傾向分析、翌年度への対策がテーマとなっていたので、分析がどのように行われているのかを知ることで、分析作業の大枠を作り上げようと思いました。我が子が4年だった当時はその考えすらなく参考までに聞くくらいでしたが、新6年に上がったころには本腰を入れて聞いて、塾の分析の仕方を吸収しようと意気込んで参加していました・・

が、そこで最初の迷いが生じました。
塾が伝えてくれていることはトレンドや、(全中学校または全分野の)全体から見た傾向だったので、受験対策にどのように活かせばよいかが正直分かりませんでした。
ただ、とてもいいヒントはたくさんお話されていたのでメモは取りました。
それをどうやって志望校の分析へ落とし込むかを考えると、どうも紐づけることが上手くいきません。

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きっとピッタリ合うと思っていたのに・・

当時はパズルのように考えていたので、Sの良くまとめられた資料のなかに我が子の志望校のデータを当てはめられればピンポイントでどの分野(単元)を強化すればよいかが分かるのではないかと思っていました。
つまり、究極のヤマ探しとして捉えていたのです。

そして、志望校の頻出分野を調べたところで、我が子の弱点の分野と重なる箇所を強化すれば合格の可能性が上がると安易に考えていました。
ヤマ探しからの弱点補強です。

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言うは易し、するは難し。


そう考えて、さっそくしまっておいた数年間分の出題傾向分析を引っ張り出し、志望校のページを開いてゴリゴリと傾向を探り始めたのでした・・
この時点ですでに迷宮の中で徘徊を始めていました。