2021年2月2日、火曜日。
受験最終日の朝。我が子が5時半に起床するのもこの日で最後です。
過去問は前日やりきれなかった分があり、朝学習の時間を使って解きました。
そして我が子はいつものように家を出ていきました。。
私はぬいぐるみを持たされたので、そいつとともに我が子を見送りました。
部屋の掃除はさすがにやることがなくなったので、2月2日が節分ということで恵方巻を買いに行きました。
今までまともに外に出ていなかったので、久しぶりのシャバです。。
売り場には、恵方巻の特設コーナーが設けられていて、人気店では行列が出来ていました。時節柄、バレンタインの売り場もにぎわっており、食品売り場はコロナを忘れるほど活気を帯びていました。
2020年は、本当に、コロナのせいであり得ないことだらけでしたね。
それが我が子の受験期にぶつかって、良い面も悪い面もありました。
11月ごろからコロナの感染者数が再び急増しだして、年末年始には感染者数が一層増えたため学校もSも行かず、試験を除いてずっと自宅にいることにしました。
(学校はもともと1月中はお休みする予定でしたが)
あまりにも家に居過ぎたのもあったのか、恵方巻を買うだけで疲れがどっと出ました。
街は普段通りだったし、「緊急事態」とは名ばかりです。
2月1日の試験の結果は午後。買い物に出ていればその時間があっという間に過ぎるだろうと思っていましたが、帰宅してみるとまだ2時間以上前。。
昼過ぎには我が子とパートナーが帰ってくるので、とりあえず人酔いで疲れた体を休めていました。
ほどなくして2人が帰宅。
最後の戦いを終えた感想は、「昨日よりもよく書いた」でした。
今日の発表ももちろん気になっていたであろう、落ちていたらという不安もあったであろう、そんな中よく頑張った。戦い切った。
その一言で思い残すことはありませんでした。
・・そして、2月1日の発表の時間。
学校のサイトにある「合格者発表」ボタンを押しました。
我が子が。
「一緒に見よう」と言ってもブンブン首を横に振り、PCを抱きしめて離さなかったので私もパートナーも観念してソーシャルディスタンスで子供の姿を見守りました・・
(子)「え?番号何番だっけ・・」
我が子の目がめちゃくちゃ泳いでます。。
(子)「え?・・え?・・・・・・」
(不退転)「ないの?あったの?(何なんだよその反応!)」
(子)「・・・・・・キャーーーーーーーーーーー!!!!あったあああああああ!!!」
(親一同)「うあーーーーーーー!!おめでとーーーーーーーー!!!!」
3人で抱き合ったあと、我が子の隙をついて念願のサバ折りハグに加え、ほっぺに何度もぶちゅぶちゅしてあげました。
(わが子は「をえ~」と言って床に突っ伏しました・・そんなに嬉しかったか、心の友よ)
夜。
晴れて12月から我慢していたアルコールを飲み、午前中に買っておいた恵方巻を今年の恵方に向かって皆そろってかぶりつきました。
翌朝、少ししか飲まなかったのに二日酔いで激しい頭痛に襲われました。。