不退転の意思をもつ未熟者の記録

2021年に逆転サヨナラ合格の中学受験をした子を持つ親の記録です

超直前期から受験本番期(1戦目)

・・平和な週末です。
1週間前(1月30日)が1世紀前のように感じます。

心の中は、まさに海の「凪」の状態。。
でも何となく寂しさがどこかにあるのですが、きっとそれだけ今までの受験戦争が常に過酷で、張り詰めたもので、追われていて、落ち着かないものだったからですね。
もはや後遺症です。。

家の中がめちゃくちゃ静か。というか、、暇っす。

何かをしていないと落ち着かないのもあり、受験が奇跡体験的な結果になったためもう一度我が家が何をやって何でうまくいけたのかを振り返りながら、後に中受をされる方々に「へぇ」程度で読んでもらえたらと思い、数日前から書いているのですが。。
すべてが終わった後ってこんな気持ちになるんですね。

今回は、いつもの「虎の巻」ではなく、我が子がどん底状態から脱した12月から受験本番までの体験談を書いていきたいと思います。
無駄に長いので、戦ごとに分けました。まさかのシリーズ化。

 

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9月~11月のマンスリーやSOの4科目偏差は40前半~半ばでした。。成績速報を見て、「オワタ・・・」と言っては遠くを見つめていました。
志望校が蜃気楼の彼方へと消えていきます・・
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12月初めのマンスリー、我が家に春の気配が訪れました。
9クラスアップでα直下まで戻りました。

 

呪いの呪文を受けていた国語が、どうやらその呪縛から解けたようです。。いまいちの科目もありましたが、今回はマンスリーとは言え範囲なしのテストなので力がついていると実感できました。

が、喜びもつかの間、寒の戻りがすぐにやってきました。。体感気温は-24℃。
最後のSOが40後半。志望校ははるか雲の上、シータとパズーが「バルス!」と唱えた後に成層圏へと昇って行ったラピュタほど離れていきました・・
そしてもう、これからは自分の出来高を測るテストはなく、本番のみ。

しかし我が子は最後の貴重なSOをこう振り返ったのです。
「・・テストやってるとき、急におなかが痛くなって集中が出来なかった」
ハ、ハライタ。。一体どこまでついてないんだろう。
まだ地獄から抜け出せないのか。。抜け出せそうになったのに、鬼に足をつかまれて引きずり戻された気分です。

過ぎたことを思っても今更なので、とりあえずいつものようにテストの振り返りをし、テキストや過去問をこなす日々を送っていました。

本番1回目の学校は偏差50。今後受ける学校への基準となる試験です。
対策はほぼやっていません。その学校から送られた出題範囲の書いてある書類を前日に解いたくらいでした。
そのころすでに冬講や正月特訓の残りも過去問もゴリゴリにやっていたので、それ以上のノルマを我が子に与えられなかったのです。
また、次に受ける1月中旬の学校は1回目の学校よりも偏差がだいぶ上なので、対策する必要はあまりないと思っていました。

・・12月SOがエライ結果なくせに、どの面で言っているんだかと自分でも思います。
1月10日。子供とパートナーは早朝に出発し、いざ初陣。
戦の最中と結果発表の日は心ここにあらずでひたすら家をきれいにし続けていました。それくらい動いていないと落ち着かなかったです。

午後、子供たちが帰宅。「緊張した~」というと、疲れた様子でいたのでとりあえず30分ほど仮眠をさせました。そのあとは、また普段通りに粛々と過去問やテキストをこなす日々・・

そして、発表の日。合格発表のページを開き、受験番号とパスワードを入れて緊張の一瞬・・・・・

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目にぶっ刺さりました。


「合格」を見つけた瞬間雄たけびを上げて我が子をサバ折りにするほど抱きしめていました。