ここまでの実験の振り返りのような記事です。
もともとこのブログは、親の変化が子供にどのような作用(影響)をもたらすかの検証をするために開設いたしました。
現在、進行中の実験においては中期スパンの構成となっておりますが、短期的な実験もいくつかできるのではないかと考えております。
そんなに大した内容ではないものの、過去の私にとっては素直に振舞えず、いろいろな感情が邪魔をして失敗に終わっていたであろうことです。
実験1.を通して、子供への愛情、親子についての関係を考え直すことが出来たので、現在継続中の実験を引き続き行いつつ、小さな実験を展開させていこうと思っています。
その前に、私の中でブログを始めたころの自分と比較してどのような変化が起こっているかを振り返ります。
三猿作戦の、その後の経過でもあります。
<一番大きな変化>
・子供の意見を尊重することを最優先に考えるようになった。
・子供の話に耳を傾けるようになった。
・とりあえずやらせてみるようになった。
<一番意識している事>
・子供の言動に否定をしない。(いったんは受け入れる)
・焦らないように注意する。頂点を求めようとしない。
・身の程を知るように、なるべく客観的な距離のところに自分を置く。
子供が誕生した時、無限の可能性を持つ我が子に出来る限りの経験値を与えてやりたいと思いました。ただ、いつしか自分で勝手に子供の可能性を作り上げて型にはめようとしていることに気が付いてしまいました。
自分の願望は子供の願望と同じものであると思っていたのかもしれません。
子供が自分の意思を持ち始め、衝突が増えていく中で自分の選択したことは子供も同じ考えなのか、自問することが増え始めていました。
そして確かめるように、子供に極論を迫ったこともありました。
全てが間違っていたわけではないと思いますが、99パーセントは間違いだったと思います。今、それに気が付けて良かった。
これからは子供の舵をとる役ではなく、子供が舵を取り自分は船となって子供の目指す場所へ一緒に向かおうと思います。