不退転の意思をもつ未熟者の記録

2021年に逆転サヨナラ合格の中学受験をした子を持つ親の記録です

実験3.レ印作戦(改)ピタリ賞を入れてみる

前回のレ印作戦は見事に敗北いたしました。

良い面はあったので、そこはそのまま活かし、臨機応変にやっていきます。

執着心は必要だが、柔軟に対応することが大事です。

(ノーベル化学賞を受賞した、吉野先生の名言です)

 

ここはあっさり私の負けとして、レ印作戦(改)として仕切り直しで行ってみます!

 

まず、レ印作戦とは。。

週単位で子供の学習項目(宿題)を一つ一つチェックリストにして、四角い箱をいくつか書いておきます。

 

例)

タイトル:10/27~11/2までのチェックリスト

(算)教材A 1~5    1□ 2□ 3□ 4□ 5□

   教材B P31~P35   31□ 32□ 33□ 34□ 35□

 

これを、記録したい教科分、我が家の場合はルーズリーフに書いておいてファイルにまとめています。今のところ、4教科分手書きでやっつけてます。

このリストを作るのに、大体の所要時間は10分弱くらいでしょうか。。慣れればそこまでかかりませんね。

 

注意しておくポイントとしては、あくまで「子供がレ印をしやすい設定にする」ことです。目安、1ページ1ボックス。

難しい問題の場合は、ボックス2つ分としてみたりと、なるべくテンションが上がるように工夫します。

 

そして、その日にレ印をつけた個数(総数)により、ご褒美(ニンジン)を「伝えます」。翌朝に贈呈します。

夜(寝る前)に結果が出るためでもありますが、朝から気分よくスタートができるかと思いまして。

今の我が家のニンジンは、食玩です。いわゆる、おまけメインのお菓子。。

 

個数は最初は私で設定しましたが、適正な個数にするために1日目が終了したときに、何個に設定をすればよいか子供と相談しました。必要であれば、子供と何度でも修正してもいいと思います。

(参加意識を持ってもらいたいですし。)

 

・・と、このような感じです。

 

2週間ほどチェックボックスのつけ方を改良していくうちに、子供もやる気がのってきて日ごとに色分けしたペンを使って自分で工夫してカウントしたり、目標をつけてみたりとやる気モードが徐々に上がっていました。

が、しかし!

あるアクシデント(家族が我が子に寝る前、私に内緒でこっそりスマホゲーをやらせていた事)と、校外学習で間が開いてしまったため、目に宿っていた炎がすっかりくすぶってしまい、私もメンタルが不安定となり信長先輩がいつでも降臨していた状況でこの実験を開始したとたんに開店休業状態となりました。。(号泣)

 

そして機会をうかがうこと、、あれから2週間。

今一度、育児本を読み漁り、何とかならないかと頭の中でいろいろ考えた結果、レ印作戦を復活させるための追加オプションを思いつきました。

それが、「ピタリ賞」です!!

 

試しに早速、学校から帰宅して目の死んでいる我が子にレ印作戦で最近全然チェックしてくれていないことを切り出してみました。

案の定、ひっじょおおうに面倒くさそうな、気だるそうな態度を見せる我が子。。

そこで、ピタリ賞を誘ってみました。テンションは「アタックチャンス」くらいで。

「何分でできるか、自分で言った時間とぴったり同じだったらピタリ賞でチェック2個つけるってのはどうだい?」

例えば8分といった場合、8分台はOK。7分59秒や、9分ちょうどはNG。というゲーム形式で持ち掛けたところ、子供の目がキラリと光りました。

 

見事、子供はピタリ賞ゲット!子供はすっかり気を良くし、そこからいいペースでやり始めました。行儀は悪いですが、ご飯の時に地図帳まで広げて何やら気になる場所をじーっと見ていました。

 

とっかかりは何だっていいと思います。エンジンがかかるなら。

我が家の場合は、今のところ、ザ・ニンジンですが。

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もえあがーれー我が子よー