不退転の意思をもつ未熟者の記録

2021年に逆転サヨナラ合格の中学受験をした子を持つ親の記録です

実験1.16日後(最終回)

親子関係の修復をし、きちんと親も子も受験に向き合える体制づくりをする

ために行い続けること16日。。

自分で思っていたよりも早く結論が出せました。

ということで、実験1.「三猿作戦」は終了です。

課題として浮かび上がったことは、次の実験とします。

 

しかし、「実験」と銘打って不定期に状況や考察をブログで公開していますが、

読み返してみると本当に、、、内容が浅いです。悲しくなるほどの浅瀬。。

そんなことで今までしょっちゅう修羅場になっていたのかこの家は、、

と自分でも呆れます。

それほど16日前が過去のことのように思えます。

 

中学受験のきっかけを作ったのは私ですが、今もその気持ちが変わらないかと

いえば、今は「完全にニュートラルの状態」にあります。

子供は今でもふわりとした、若干まだ地に足のついていないような態度をとる

こともありますが、おおむね子供自身の進む先には受験があり、希望する学校

があるという意識は芽生えているようです。

 

先日、ノーベル化学賞を受賞された吉野彰さんの名言、

「研究者は頭が柔らかくないといけない。真逆だが、執着心、あきらめない心

も必要」

この言葉が響いたということは、三猿作戦の終了と悟り、またも勝手に御言葉

と解釈してしまいました。理由はわかりませんが、とにかく次へ進めと後押し

していただけた気分になりました。。

 

◆実験名

 三猿作戦

◆内容

 三猿(見ざる、言わざる、聞かざる)を基に、主に親子が衝突する、または

 したときに以下の行動を意識的にとること。

 見ざる(子供から離れる、距離を置いてクールダウン)

 言わざる(気になったことをあれこれと指示しない、ネガティブ要素のある

 発言をしない)

 訊かざる(都度唐突に確認をしない)

◆目的

 5年生の2学期を迎え、家族単位で受験の体制を本格的に整えるため。

 反抗期が顕著にみられるようになり、親子間のコミュニケーションがいびつ

 に感じ始めたため、修正の必要があると判断した。

◆結果

 16日前に比べ、子供の行動に自発性が見受けられるようになった。

 具体的な例として、特に評価できるものでは「親に言われなくても遊びを切

 り上げ、自分から机に向かうようになった」「自習をするにあたり、教科の

 優先順位を意識する発言が出始めた」など。

 また、親側の変化として特に評価できるものは、「子供を慈しむ表現が自然

 に出来るようになった」「感情的な言動をほぼ抑えられるようになった」。

◆結論

 実験前は、反抗期の影響と思われる子供の態度から、親子間で日々衝突を繰

 り返していたが16日が経過した現在、数字データはないものの衝突そのもの

 は休日1回起こる程度で、親は子に対して特に勉強面で努力していることは

 素直に自然に褒めて認め、子供自身も親の意見に耳を傾け、返事もしっかり

 とするようになったため、今回の実験は親子関係の修復に大きな効果がある

 と考えられる。

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ノーベル賞受賞、おめでとうございます