11日が経過した、三猿作戦。
ちょっと時間がたちましたのでおさらいの意味で簡単に説明を。
一言でいうと、親の子に対する接し方を強制的に変え、子供との摩擦をなくして
いく作戦です。
その方法はいたってシンプルで、「見ざる・言わざる・聞かざる(訊かざる)」。
特に「言わざる」は、至難。。私の場合、今までは相手が言い返せなくなるまで
徹底的に、力任せに言い負かすタイプでしたので、それを我慢することが相当な
ストレスでした。。
今まで何度も子供への言い方を家族に注意されており、自分でも直そうと思い、
様々な育児本を読んでは実践しましたが、結局は失敗を繰り返していました。
しかし、中学受験される子供をもつ親御さんのブログを拝見するうちに、受験への
プレッシャーの中でもしっかりと子に寄り添って「伴走」されている方、進むべき
か、退くべきかを悩みながらも前へ進む方。。
同じ年の子を持つ身として一方的に励まされた感情になり、同時に今自分が変わら
なければならないことを悟り、「自分は変わる」をブログ上で宣言することで本当
に自分が変われるかという実験形式で約10日前から始めました。
前置きが長くなり申し訳ございません。。
11日後の現状。
◆親(自分)の変化
・笑いが増えた。
・イラつくことが減った。
・建設的な話を自然とするようになった。
・子供にイラつく家族をなだめるようになった。
・素直に自分が悪いと思ったことを謝るようになった。
◆子供の変化
・成績が上がった。(小テスト、定期テストともに)
・返事がしっかりとしてきた。
・笑顔が増えた。
・自分で自習の用意をすることが増えた。
・ダラダラすることが減った。
目に見える効果として、自分の中で考えているよりも先に行動が出て、その
行動に驚くことがよくあります。
特に3つ目~5つ目は、今までの自分ではまずありえない行動で(自分で言う
のも何ですが)、沸点が異常に低かったので気に障ることがあればすぐに言
葉の攻撃をしていたため相手を傷つけて終わりでした。。
何が原因でこのような変化が起こったかというと、三猿作戦を通して今まで
自分の中にあった、漠然とした「焦り」が減っていったのが最も大きな原因
だと思います。
焦りは次第に「強迫観念」へと変化し、それを子供にストレートにぶつけて
おりました。。
苛立ちの中で必死に言葉を飲み込み、その場から距離をおくうちに、今まで
とは別の側面が見えるようになりました。
それが「相手への思いやり」となったのかもしれません。(考察3)
前回課題としていた点は、主体性でした。
子供が自分から勉強をすること、または勉強する意義を見つけることでした
が、成績が上がったことで自信へと変わり、自分から動くことが出来始めて
いますので、課題とせず様子を見ていきます。
感覚的ですが、三猿作戦の終盤が見えてきたように思えます。
次のステージへ移ります。