不退転の意思をもつ未熟者の記録

2021年に逆転サヨナラ合格の中学受験をした子を持つ親の記録です

実験1.11日後(効果と課題)

11日が経過した、三猿作戦。

ちょっと時間がたちましたのでおさらいの意味で簡単に説明を。

 

一言でいうと、親の子に対する接し方を強制的に変え、子供との摩擦をなくして

いく作戦です。

その方法はいたってシンプルで、「見ざる・言わざる・聞かざる(訊かざる)」。

特に「言わざる」は、至難。。私の場合、今までは相手が言い返せなくなるまで

徹底的に、力任せに言い負かすタイプでしたので、それを我慢することが相当な

ストレスでした。。

 

今まで何度も子供への言い方を家族に注意されており、自分でも直そうと思い、

様々な育児本を読んでは実践しましたが、結局は失敗を繰り返していました。

しかし、中学受験される子供をもつ親御さんのブログを拝見するうちに、受験への

プレッシャーの中でもしっかりと子に寄り添って「伴走」されている方、進むべき

か、退くべきかを悩みながらも前へ進む方。。

同じ年の子を持つ身として一方的に励まされた感情になり、同時に今自分が変わら

なければならないことを悟り、「自分は変わる」をブログ上で宣言することで本当

に自分が変われるかという実験形式で約10日前から始めました。

 

前置きが長くなり申し訳ございません。。

 

11日後の現状。

◆親(自分)の変化

 ・笑いが増えた。

 ・イラつくことが減った。

 ・建設的な話を自然とするようになった。

 ・子供にイラつく家族をなだめるようになった。

 ・素直に自分が悪いと思ったことを謝るようになった。

◆子供の変化

 ・成績が上がった。(小テスト、定期テストともに)

 ・返事がしっかりとしてきた。

 ・笑顔が増えた。

 ・自分で自習の用意をすることが増えた。

 ・ダラダラすることが減った。

 

目に見える効果として、自分の中で考えているよりも先に行動が出て、その

行動に驚くことがよくあります。

特に3つ目~5つ目は、今までの自分ではまずありえない行動で(自分で言う

のも何ですが)、沸点が異常に低かったので気に障ることがあればすぐに言

葉の攻撃をしていたため相手を傷つけて終わりでした。。

 

何が原因でこのような変化が起こったかというと、三猿作戦を通して今まで

自分の中にあった、漠然とした「焦り」が減っていったのが最も大きな原因

だと思います。

焦りは次第に「強迫観念」へと変化し、それを子供にストレートにぶつけて

おりました。。

 

苛立ちの中で必死に言葉を飲み込み、その場から距離をおくうちに、今まで

とは別の側面が見えるようになりました。

それが「相手への思いやり」となったのかもしれません。(考察3)

 

前回課題としていた点は、主体性でした。

子供が自分から勉強をすること、または勉強する意義を見つけることでした

が、成績が上がったことで自信へと変わり、自分から動くことが出来始めて

いますので、課題とせず様子を見ていきます。

 

感覚的ですが、三猿作戦の終盤が見えてきたように思えます。

次のステージへ移ります。