今やレ印作戦は我が家の学習計画の要となっておりますが、9月の準備期間(黎明期)を含めた2か月半ほどの間で少しずつ進化を遂げて参りましたので、そのレ印の変遷を前回より記録しております。
今回は後編の、「後期から現在」を記事にいたします。
<後期>
中期ではレ印の仕様がほぼ固まり、テンプレート自体には大きな変化はありません。
しかし、骨組みは出来たものの、なかなか子供が日常的に記録をつけるまで至らず自習作業の可視化が出来ずに苦戦をする日々が続きました。
自習作業でレ印にカウントされていなかったものを追加したり、実験miniと称し、タイムトライアルやピタリ賞などのボーナス得点を加えたり、行動を起こすきっかけを模索していたのが後期です。
後期のテーマ:レ印をつけやすい仕様にする
時期で言うと11月初めから中旬ごろまでが後期にあたりますが、この頃のテンプレートは中期と同じですが、特徴は「日~土の1週間区切り」「ボーナスポイント欄の追加」の2点です。
また、いつレ印をつけたかが分かるよう印のそばに日付を書かせました。
「後期のリスト例」
土~日 チェックリスト
T・・・タイムトライアル(制限時間内に8割以上解けたらポイント2倍)
ピ・・・ピタリ賞(自分で宣言した時間通りに解ければポイント2倍)
・国(単元名)漢字 (レ)11/5
読解A(T) (レ)11/7
読解B(T) ( )
語彙 ( )( )
・算(単元名)基本(T・ピ) (レ)11/3( )( )
応用(T・ピ) (レ)11/3( )
計算(T・ピ) (レ )11/3(レ)11/4( )
・理(単元名)基本(T・ピ)(レ)11/6( )
発展 ( )( )
・社(単元名)基本(T・ピ) (レ)11/6( )( )
発展 ( )( )( )
※( )はチェックボックス
項目の文言も注釈を減らし、端的に見やすく調整しました。
この結果、レ印のチェック自体はつけやすくなったのですが、、まだ子供には定着せず。レ印を促すと面倒くさそうな反応は引き続きありました(涙)
問題点は、「レ印をカウントしたものを記録する所を設けていない」「前回以前の復習やブランクを開けた問題を復習した分の記録欄がない」ため、しっかりカウントが出来ない仕様となっていたこと、そして、「自習作業の組み立て(計画)がない」ことで自習を行う動機づけが子供自身に持てなかったこと。
特に最後の「動機づけ」はレ印をつけるうえで核となることですので、再びその解決策を思案しました。。
<現在>
現在のテーマ:コンバージョン率の向上
(ここで言うコンバージョンは、レ印をつける作業までの一連の流れを定着させることです。)
子供がレ印を面倒くさがらずにつけるには、、まさしくトライ&エラーをいくつか繰り返し、ようやく見つけ出した方法が「学習計画ミーティング」でした。
土曜もしくは日曜に、次の1週間分の学習計画を親子で話し合いながら決めるという至ってシンプルなことでした。
詳細は以前記事にいたしました。
ミーティングを取り入れたところ、自習が進めやすくなったようで点と点がつながった感覚でした。
また、レイアウトも修正し、表面は1週間分のレ印のチェックボックスと、ボーナスポイント欄とし、裏面はレ印のカウントを記録するためカレンダー形式で日別に書き込める欄を設け、過去の問題を解いた分を書き込めるスペースも設けました。
これにより、いつ、何個のレ印がカウントされたのかが分かりやすくなりました。
今はレ印自体その日中に記録が出来ない場合もありますが、翌日には面倒くさがる素振りもなく記録が済むようになっています。
まだまだ調整する部分は多少はあるかもしれませんが、まずは自習を進める環境整備がひとつクリアできたように思えました。