不退転の意思をもつ未熟者の記録

2021年に逆転サヨナラ合格の中学受験をした子を持つ親の記録です

実験mini.君は相棒

子供の受験のサポートをしていると、ふと
「これが仕事だったらもっと感情が入らないで進められることもあるのにな・・」
と心の中で嘆くことがしばしばありました。。いや、しばしばどころではなかったです、しょっちゅうありました。

ブログを通して客観視できるようになったから言えることですが、私が最悪に荒れていた時は自分の子供の進む道を理想でガチガチに固めてそこに嵌め込もうとしていたため、少しでも子供が私の考えに合わない行動に出たときには激しく怒っておりました。
その時の考え方は、自分が脳で、子供が自分の体の一部としていた感覚に近いものがありました。
さすがに自分でも嫌気がさして、最初に書いたように「これが仕事だったら・・」と自分を入れ込みすぎないで寄り添うことはできないものかと遠くを見ながら途方に暮れていました。


今朝は久々に子供がヘソを曲げまして、ちょっと手こずりました。
きっかけは難しくてなかなか答えが出せない問題にイライラしているところ、朝食の時間も迫っていたので私がタイマーをセットしたためです。
子供はヤケクソになり、意地になって問題を解きまくろうとしていました。。
私はというと、とりあえず「見ざる」モードに入り距離を置いたところで様子を見る状態。(以前ならとっくに信長先輩モードに突入していましたが)
ヤケクソの子供の様子を見るに見かねて、家族が朝食へと促しますがすっかり頭に血が上っている子供を動かすことに苦戦中。

さて、この状況をどうするか。。

折角子供も自分自身で変わろうとしているのに、こんな些細なこじれで状況を後退させるのは勿体ない。
であれば、今の私なら今までと違ったアプローチで子供の癇癪に対処できるのでは。。
「受験に関しては親子は互いにパートナー。」とするのはどうだろう?
上下関係をつけると変なところでこじれるので、いっそのこと同等のパートナーとして進めていった方がやりやすい気がしました。

気を取り直して、誰の言うことも聞かない状態になっている子供のところへ近づいて、こう投げかけてみました。
「いつまでも今までと同じことをやっていても良くはならないよ、私もこのままじゃいけないと思って変わったのだから、変わっていこう。変わる時だよ。」
もちろんその時は全く響いている状況ではありませんでしたが、その後、いったん怒りの暴走は止まりいつもより少し遅れたものの朝食をとらせることは出来ました。

ということで、今なら自分のエゴを持ち込まずに子供に接することが出来そうなので、新たな「実験mini」を世界の片隅でひっそりと始めます。

 

◆実験名

 君は相棒

◆内容

 自分の子供に対し、受験においては「仕事上のパートナー」と思うこと。
 2021年2月に実施されるコンペ(入試)で案件(合格)を取るための一つのプロジェクトとして考える。

◆目的

 親側の熱意が「我が子のために」という燃焼材により過剰にヒートアップするのを防ぐため。

◆期待できる効果

 無駄な衝突を避け、精神的、肉体的、時間的な負担を軽減させる。
 (親側は)プロジェクト管理を意識する。

以上

今回はトラブル回避というより、こじれたときにどうするかが重要です。
ここが今まで行ってきた実験で自分がどれだけ変わったか、成果の試しどころでもあります。。

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まさに二人三脚